映画メモ
みた。
アルゴ
1979年におきたアメリカ大使館人質事件。過激派が大使館で50人以上を人質を取り事件は膠着。しかし、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。国際政治のややこしさで公に彼らを救い出すことは極めて困難。救出作戦のエキスパートのCIAトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。国務省などの提案を押し切り彼らを救出する作戦を前代未聞の提案する。
これは、公開前から見たかったんだけど、なかなか地元映画館に来なくて、スルーしてたんだけども。
やっと見ることができた。
とんでもない救出作戦に、「バレたらやばい」という強い緊張感をかいくぐりながら、エージェントも人質も行動する展開は手に汗握り、非常におもしろかったが、この話が事実に基づいているという観点からは、一方的なんじゃないかと思ったけど・・・・
そして父になる
病院で子どもを取り違えられた2組の対照的な家族を通して、家族の愛や絆を描く感動の物語。
いやあ・・かなりハードル上げて見に行って、「よし!アタシは福山の立場でみるよん。」と宣言して、福山になりきって見始めたものの、福山とはみてくれがかなりギャップがあり、取り違えられたもう一方の家族が町の電気屋さんってことで、すぐにリリーフランキ―の視点に移ってしまい。取り違えられた電気屋の長男が反抗的でガサツってとこで、さらにその長男に感情が移ってしまい「もし、アタシがこの長男だったら」って見方をしてしまった。
軽四ワゴンで育った子どもにレクサスは無理だよなあ・・・
自分が子どもの頃
同級生のお父さんが、「朝ネクタイを締めて仕事に行く」という事にギャップを感じ
銀行の支店長を父に持つ同級生の家には高級車とモーターボートがあるということに恐れおののき
たしかに同級生の家庭とはギャップを感じていた。
弟は病院長が父の同級生の家に行って「カレーのニンジンが星型だった・・」ということにカルチャーショックを受けて打ちひしがれていたし・・
映画では電気屋の方を愛のあふれる一般家庭、福山の方をクールな上流家庭であらわしていたけども
個人的には商店街で育った子どもの方がマイノリティだと思うけどなあ・・
映画的には・・うーん・・個人的には、父性は学習じゃないかなあ・・と思っているので、
例えば「父は子どもを可愛がる」という型から入って、感情があとからついてくるのではないかと
そういう意味では、福山演じる超エリートの野々宮の変化は受け入れられたけども・・・