ぷりんすガレージ

なんとなくの日記

療育に必要な条件

どんなに良い療育の方法やツールがあっても

使う人次第ってとこはあるなあ

障害は環境との相互作用と言う割に

環境の一部である支援者の個々の質ってのには

目が向かないか、オプションか、努力目標だったりする

自分も困ったことがあって、相談しなきゃならないときは

人選ぶし・・

療育界の重鎮とかの話聞くと、理論や技法の前に

「この人スゲー!」って人として尊敬できるし

人的環境って無機質な物じゃない。

Aという方法がどんなにエビデンスがあっても

うまくいってないことってけっこうあるし

昔、あるカトリック系の施設で

神父さん?の実習?のような形で海外の神父さんの卵(略して、しんたまさん)のような若者が

重度障害のケアボランティアを一緒にしたことがあったけど

その時の、しんたまさんの障害児へのまなざしとか、手の差し伸べ方とか、抱き方とかの素晴らしいこと・・・

特に障害児ケアの勉強はしてないらしいので、専門的と言われるスキルはないわけだけども

オーラが違うんだよなあ・・

日本人には無いもんだ

抱き方のうまさは、多分筋力の違いもあった。

まあ、海外のしんたまさんだから、宗教的な観念と言うのは強く持っているのだけども

DNAに染みついた、宗教観とか文化とか奉仕の精神とか

「そーいうのが自分とはちがうんだろうなあ」と感じたことがある。衝撃だった。

筋力の違いで同じ抱き方をしろって言われても無理なように

しんたまさんの、醸し出す何かも、真似できない。

療育ってのは一部の専門的なセラピーを除いて

流れとしては、「いつでも誰でも同じ効果」という雰囲気がある

もちろん、それは重要な事だけども

実際問題として、一定レベルから上は無理じゃねーかなあ・・・

と思うこともしばしば

そんなことを考えていた時に

キャビンアテンダントのおもてなし ANAに学ぶマナー術

って本の中に6個のS

Smile(笑顔)、Smart(洗練)、Speedy(迅速)、Sincerity(思いやり)、Study(学習)、Speciality(プロであること)

ってのがあったのを思い出して

「うーん。今の自分的には療育における○個の△ってなんやろ?」と考えてみた。

とりあえずANAのSで考えると

Smile(笑顔)・・・これは採用。自分は笑ってないと思われてるけど、心の奥は暖かいほほ笑みですから。

Smart(洗練)・・・あー・・これ欲しいけど、どっちかというとアタフタしてるから却下

Speedy(迅速)・・・これは自信ある。尻が軽いぜぇ。

Sincerity(思いやり)・・・これはあるね。いる。

Study(学習)・・・いるいる。

Speciality(プロであること)・・・給料もらってる以上はいるな。

あとは

skill(技術)

system(仕組み)

sense(感覚)

まあ、しんたまさんの衝撃からは

怪しげなものを排除したspirituality(精神性)

とかも重要なんだと思う。soulとかspiritでも良いかも。より怪しげでない方。

それと、何だかよくわからないけどもうまくいったぜぇ。ってこともあるから

個人の資質としてのsomething

ってのも入れると良いかもね。

まあ

そんなことかんがえた。