悲しみから学ぶこと
2012
明るい年になればいいと思うけど
社会的には何だか不安な感じだなあ・・・
この業界にいると、
どうしても障害のある子どもの死に直面することが多くて
精神的につらいことが多い。逆縁だしね。
年明け早々、
10年ほど前に濃密にかかわったお子さん(といっても成人してますけど)の訃報を聞き
お通夜に
成人式を迎えられることだけでも奇跡と思われるほどの重い障害にもかかわらず
在宅で頑張っていたのがとても印象深い
最後の数週間はさすがに病院で過ごしたとのことだが
息を引き取ったのは母親の膝の上で、
母親がウトウトしてしまった時に一緒に眠るように息を引き取ったそうだ。
こういうことを経験するたびに
自分は、この子たちに何かできたか?少なくとも迷惑はかけなかったか?
なんて考えてしまう。
何かできるほどの人物でもなければ、スキルもないので
まあ、少なくとも迷惑をかけないように向き合わないといけないなあ・・・と思っている。
業界を見渡すと
都合のいい時にはヒューマニズムで
都合悪くなると事務的な態度に豹変する感じがあるから
まあ、そういう空気には飲まれないようにしないといけないなあって思う。
明るい年になればいいと思う。