ぷりんすガレージ

なんとなくの日記

映画メモ

イミテーション・ゲーム

imitationgame.gaga.ne.jp

みた。

 

2次大戦で「最強」といわれたドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読に挑んだ、イギリスの天才数学者アラン・チューリングの活躍とその苦悩を描いた物語。

 

非定型は辛い・・・・

欧米と言えども

2次大戦のころなんかは、まだ、こういう「変わり者」に対して理解がなかったんでしょうねえ・・・・

日本なんかはもっとひどい状況だろうから

天才は生まれなかっただろうなあ・・・

 

彼は、エニグマ解読の偉業を成し遂げながら、軍事機密として、その栄光をたたえられぬまま

同性愛者として刑を食らってしまい、不遇な一生を過ごす。

同性愛になったきっかけが

変わり者としていじめられていた学生時代に

唯一の理解者だった友人との交友

友情と愛情の区別がわからなかったんだろうと思う

うーん・・・これは辛い。

推測だけど

始めはゲーム感覚だった暗号解読も

孤独への苦悩や

理解者を得る喜びや

作戦として、同胞への攻撃を黙認する苦悩など

を通して

相手を理解する

といった事を獲得してきて

また、それが辛さに拍車をかけたんじゃないかなあ・・・

悲運の天才の本質って

こういうことかもしれないなあ・・・