映画メモ
ブリッジ・オブ・スパイ
みた。
米ソ冷戦下のアメリカで、保険関連訴訟の敏腕弁護士として活躍するドノヴァン。
ある日、彼はアメリカが拘束したソ連のスパイ、アベルの弁護を任せられる。
ソ連に対し敵意むき出しの市民の目にさらされながらも
スパイと言えども正当に裁判を受ける権利がある
と法の精神を信じるドノヴァンは、誠実にアベルを弁護し、死刑確実だったアベルの刑の減刑に成功する。
その後、CIAからドノヴァンに、ソ連の捕虜となった米国スパイとアベルの交換を秘密裏に行う大役を任されることになった・・・
アメリカとしてはソ連の独裁国家と米国民主主義の違いを見せつけるだけの「形だけ」の裁判だったのに
ドノヴァンが法律家としての正義感がすごくて
スパイを徹底的に弁護してしまう。
おかげで、スパイだけでなくドノヴァンやその家族も敵視され、家に銃弾を撃ち込まれるなど、危険にさらされちゃう。しかし、弁護士ドノヴァンはひるまず、正義のために戦うのであった!
ってお話しかと思っていたら
さらに続きがあって、そこから、ソ連スパイと米国スパイの交換をドノヴァンが担う
という、雰囲気的には、前編、後編と内容が分かれている感じ。
サスペンス、エンターテイメント性両方あり、最後まで楽しめた。
最終的には「アメリカってかっこいいでしょ?」って映画でもあるけど。