ぷりんすガレージ

なんとなくの日記

映画メモ

ぼくを探しに

 
みた。
 
2歳の時に両親の死に遭遇し、言葉と両親のを失ったまま大人になったポール。彼はダンス教室を経営するちょっと変わった叔母姉妹に育てられていた。叔母らはポールを一流のピアニストに育てようと、ダンス教室を手伝わせながら、ピアノのレッスンに明け暮れる、平穏な日々を送っていた。そんなある日、ポールは同じアパートの階下に住む、プルーストという女性に出合う。勧められるまま、彼女の入れたハーブティーを飲むと、赤ん坊のころの記憶が呼び覚まされていく。それ以来封印された過去の記憶を必死に追い求め始めたポールだったが・・・
 
予告編見て、見たかった映画。当初の30分は、若干我慢な時間が続くが、そこを抜けると、ポールの記憶の旅についていけるようになる。
 
トラウマティックな経験がポールをこんな風にしたんだよ
という
本人も周囲も信じ込んでた状況の多くが違っていて
良かれと思って与えた環境が、実は最も苦しい現実だったという
どんでん返しに涙。
 
過去の経験がその人のパーソナリティーを決定する
というのはちょっと強引すぎるかと思うが
過去の経験があるからあなたはそんな人間なのよ
と周りから言われ続けた結果
そんな人間になっちゃった
というのはあるんじゃないかと思っているので
ポールの生い立ちに共感が持てる。
 
アタシの場合
お腹が弱いのはナイーブなせいよ
と言われ続けることで
慎重な性格が形成されたんじゃないか?と思う
お腹が悪くなるのはFODMAPのせいよ
と言われれば
慎重さとクリティカルシンキングも身に着いたんではないかと思う。